どんな困難にも負けずに、最後の成功を目指して自己のベストを尽くす町校の伝統精神

合意形成ができる集団に向けて〜3年生

 6月から教育実習の先生がスマイル学年に来てくれました。
 先生を迎えるにあたり子どもたちの発案で臨時のクラス会議をしました。
 議題は「教育実習の先生をどのように迎えるか」です。グループごとにホワイトボードに案を書いて、黒板に並べました。
 ここまでの過程は、スマイル学年はとても上手になりました。グループ内ではみんなに発言機会をつくって、意見を引き出すことができるのです。
 しかし、ここから時間がかかりました。制限時間をややオーバーして、「ウェルカム黒板を書くこと」と、「歓迎会で二つのボール遊びをすること」に決まりました。
 
 その日の連絡帳の振り返りには、多くの子が「話合いに時間がかかり過ぎる」ことについて書いていました。子どもたちがそのように考える原因が実は他にもあります。それは、「席替えについて」の話合いです。5月に子どもたちの発案で話合いを始めましたが、未だに席替えは実行されていません。席替えに当たって提示した条件は、「全員が納得する席替えをすること」です。全員が納得しなければ、何度でも話合いをやり直すということです。
 話合いに時間がかかることの原因について、当初は司会進行のせいだと考えている子がたくさんいました。しかし、「全員が納得しない話合い」が続くことで、他に問題があることに気付き始めています。育てたいのは「合意形成(多様な利害関係者の意見の一致を図ること)ができる集団」です。みんなで意見を出し合って、どうすれば「全員が納得する話合い」ができるのかを考えています。
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学校行事
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