どんな困難にも負けずに、最後の成功を目指して自己のベストを尽くす町校の伝統精神

感動をありがとう〜6年生

 「疲れました〜。でも全力を出せました」
 鼓笛パレード終了後、感想を聞いた時に子どもたちから返ってきた言葉です。
 MSFの後よりも明らかに疲れた表情をしていました。暑さが子どもの体力を奪ったのは間違いありませんが、それだけではありません。
 「さっきは第2校歌だったから、次は故郷はひとつだ。警察署に着いたら、まず、栄誉礼をしてから第1校歌を演奏し、その次に…。」
 ただ演奏しているだけではなく、次の曲や動きを考えながら演奏しているので、精神的にも疲れるのです。
 しかも、それが2時間も続きます。「疲れた。」といったつぶやきには、子どもの正直な気持ちが表れていました。でも、どの子の顔も「やりきった」という思いで輝いていました。

 本当に、フェニックス学年の子どもたちは頑張ってきました。失敗したことなんて数えきれません。失敗してもその都度みんなで、どこを直せばいいのか、同じ失敗をしないようにするためにはどうすればいいのか、話し合って解決してきました。
 何でもそうですが、準備や練習も頑張らないで臨んだ行事を終えても何も残りません。でも、努力して迎えた行事の後には、何かしら感じるものがあるものです。パレードに向けて努力したフェニックス学年の心の中に、大きな達成感や仲間との一体感、そして、自分自身への自信が刻まれたはずです。
 そのことは、子どもが書いた作文の中に、見られました。「みんなと協力すると、どんなことがあってもがんばれる。フェニックスのみんながいたからです。」「鼓笛を通して、今までの自分より少し自信をもつことができるようになりました。」鼓笛隊の活動を通して、仲間の大切さ、自分自身の成長に気付いたパレードになりました。
 2時間という長い時間ですが、確かに全員の心が一つになり、大きく成長した時間でした。

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学校行事
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6/19 クラブ3
6/21 委員会7