自慢の5年生5年生は新入生に校舎案内をする担当を任されていました。来年度6年生に進級したときに、1年生になる子供たちとの出会いです。 当日に向けては、数日前から準備をしてきました。 まず、近隣町内ごとに5グループを編成し、担当を決めました。そして、時間内にどのように校舎を回るかについて、グループで話し合いました。 「何をしたら新入生は飽きないか、楽しんでくれるか」 「どうやったら校舎の様子が分かりやすく伝わるか」 など、新入生のために一生懸命に考えていました。 一日入学当日、子供たちはとても張り切っていました。 1年生教室に新入生を迎えに行った子供たちは、「かわいー!」「小さい!」とうれしそうでした。校舎を回りながら、体育館で走ったり、図書室で本を読み聞かせたり、黒板にお絵かきをしたり、よく面倒を見ていました。 多目的室で保護者の方に受け渡した後、全員が前に立って、次年度児童会長が挨拶をしました。 「表町小学校自慢の5年生です」と紹介された子供たちは、気恥ずかしそうであり、うれしそうでもありました。 そんな中、「ぼくたちが全力でサポートするので安心して4月から登校してきてください。」と力強くあいさつをしました。 「下級生のために何かしてあげたい」 「下級生の手本でありたい」 という考えは、学校生活をよりよくするだけでなく、自分自身を高めることにもつながります。 今月に入ってから、学習以外に三つのことを同時にがんばっていました。 新入生一日入学で見せた「優しさと思いやり」。 鼓笛隊移杖式に向けてひたむきに練習に取り組む「勤勉さ」。 6年生ありがとうプロジェクトを企画する「創意と工夫」。 一つ一つの活動から学び、着々と力を付けてきたフェニックス学年。表町小学校自慢の5年生です。 |