どんな困難にも負けずに、最後の成功を目指して自己のベストを尽くす町校の伝統精神

学校保健委員会を行いました〜6年生

 今年度の学校保健委員会は,6年生家庭科「目的に応じた献立を考えよう」の学習をもとに開催しました。

 これまで子どもたちは,食品に含まれる栄養素の役割について学び,それらが有効に働くような観点で,一食分の献立を考えてきました。最初は,一食分の昼食を考え、主菜と副菜のバランスや分量を考えたり,役割を知ったりすることの大切さについて学びました。
 その上で,今回は「中学生になった時の具体的な場面」を想定して考えた献立を発表し,栄養教諭からアドバイスをもらうという内容でした。
  
 具体的な場面は「試験がある日の朝食」「午後から部活動がある昼食(運動部)」「帰宅が夜遅くなった日の夕食」という3場面です。どれもこれからの自分たちに起こり得る具体的な場面です。どのグループも,「朝食は作りおきを有効に活用する」や「頭を働かせなければならないので,身体を温めるものや,エネルギー効率のよいものがいい」「部活では身体を動かすわけだから,筋肉をつくるたんぱく質をとりたい」といった「目指す姿を実現するために,何を食べるか」を真剣に考え,じっくりと相談したことが分かる献立でした。

 また、どの子どもも真剣に仲間の発表を聞いたり,栄養教諭の指導をメモしたりしている様子があり、「自分のこと」として真剣に学習していました。
 つい「なにかしら食べていればいいでしょ」や「食べたいものを食べたいよね」と考えてしまいがちですが,「自分がどんな姿を目指すのか」と「実際に体内に取り入れる食事」は密接に関わっています。6年生の段階でそのことを学び,これから実践していこうとする姿に出会えたことはとても嬉しいことでした。

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