どんな困難にも負けずに、最後の成功を目指して自己のベストを尽くす町校の伝統精神

「卒業まで3か月と少し」となりました〜6年生

 12月に入り、「卒業まで3か月と少し」となりました。
 11月30日(金)に,今年度の鼓笛隊オーディションについての説明会を行いました。
 このオーディションで5年生フェニックス学年の鼓笛のパートが決定します。そして,2月19日(火)に実施される移杖式をもって6年生スター☆学年の鼓笛のパートは終了となります。 
 子どもたちは、表町小学校を卒業するという実感をあまりもてていないかもしれませんが,卒業に向けた場面に一つ一つ出会っています。
 
 説明会の場面で「表町小学校の鼓笛隊は58年続いています。それは,先輩方から脈々と受け継がれているものがあるからです。曲も隊形も発足当時とは変わっていますが,それでも変わらないものがあるはずです。それは,何だと思いますか?」と尋ねました。
 子どもから返ってきた答えは,「物を大切にする心」「時間を守る姿勢」「最善を尽くそうとする態度」「団結する心」「相手を大切にする心」などです。
 それらは,鼓笛隊固有のものではなく,私たちが社会生活をしている中で「大切だ」と感じていることです。つまり,鼓笛隊は社会生活をしていく上での大切なことを体現していることになります。そして,諸先輩方はそうした「魂」のようなものをこれまで大切に引き継いできてくれたのです。
 そのことを考えると,卒業を目前にしたスター☆の子どもが,すべきことは自ずと決まってきます。自分たちも引き継いできた「魂」を忘れることなく生活するということと,そして後輩のフェニックス学年に伝えるということです。
 説明会後に,鼓笛の楽器を紹介する場面を設けましたが,どのパートのどの子どもの様子からも,後輩に一生懸命に伝える姿がありました。

 現在取り組んでいる「町校物語」も,5年生の鼓笛オーディションをきっかけとし,表町小学校の先輩方が引き継いできた「魂」を感じながら旅をする内容となっています。
 
 これからの3か月と少しの間で,鼓笛や町校物語などの行事や日々の生活や学習を積み重ね,子ども一人一人が,自信をもって「表町小学校で学んだことは…」と,語れるようになって,卒業していってもらいたいと思います。

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