どんな困難にも負けずに、最後の成功を目指して自己のベストを尽くす町校の伝統精神

あえて教えない〜3年生

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 今、体育の時間に「跳び箱」をしています。きれいな開脚とびができるように練習中です。
 跳び箱は、準備と後片付けに時間がかかります。これをいかに早く行うかがとても大切です。子どもたちは、声をかけ合い、協力しながら準備や後片付けをしています。
 その後片付けの中でロイター板がありますが、表町小学校のロイター板は、片付けるスペースがジャストサイズになっているので、考えて入れないと全部が入りません。

 レインボー学年の子どもたちは、このロイター板の片付けに苦労しています。運ばれてきたものから、スペースに入れているので、いつも最後のロイター板が入りません。教師がそこに入って教えればすぐに片付けられるのですが、あえて教えることはしないようにしています。
 どの順番でロイター板を入れればいいのか、自分たちで考えてほしいからです。片付けに苦労していると、子どもたちが教師の方をちらちら見てきます。しかし、あえて何もしないで、見守っています。
 すると、子どもたちは、本気で話合いを始めます。「これは、このスペースの方がいいんじゃない?」「いや、それだと最後が入らない。」「じゃあ反対の向きにしてみる?」「一回やってみようよ。それで入らなかったら、また考えよう。」など、どんどん話合いが進んでいきます。

 自分たちでなんとかしなければいけない状況だからこそ、子どもたちは、本気になります。これから生きていく上で、自分たちで考えて自分たちで行動することはたくさんあります。自分たちで考えたことが成功するとも限りません。そんな中で、どうしていけばいいのか仲間と話し合って、考えていくことが大切です。

 少し時間がかかりましたが、最後には、子どもたちの力だけでロイター板を片付けることができました。その時、子どもたちから自然に拍手と喜びの声がありました。教えるよりも何倍も価値あるものだと思いました。
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