11月7日に東中学校区で行われた「いじめ見逃しゼロスクール集会」に,学校代表として6年生全員が参加しました。
それを受けて6年生が中心となり,11月27日に「表町小学校いじめ見逃しゼロスクール集会」を行いました。
最初に6年生がいじめの一場面を劇で表現しました。劇では、登場人物の心情も語られました。
以前は自分がいじめられていて,ターゲットが変わったことに安堵しているEさん。
いじめる理由はないけれど、断ったら自分が仲間外しに合うことを恐れ,加担してしまうNさん。
何とかしなければと思いながらも,自分が無視されたり外されたりすることを恐れ,止められないHさん。
「この場面について,どう考えますか。」と,6年生から投げ掛けられ,近くの友達と話し合ったり,自分の考えを発表したりしました。
集会後には,各学級の道徳の時間でこの話を取り上げ,学級で話し合う時間を設けました。
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また,全国や県の「いじめ認知数」や「いじめによる自殺者数」をグラフで提示しました。いじめに気付く人が増えているが,いじめは見えにくいところで行われていることが多いこと,命にかかわる重大な問題であることが分かりました。
そして,表町小学校のアンケート結果から,「よいいじめとわるいいじめがある」と誤った認識をしている人がいること,「いじめられている人がいても助けられない」と感じている人がいるからいじめがなくならないことが課題であるという発表がありました。
最後に,6年生が国語の学習と関連を図って書き上げた「いじめに対する意見文」を小冊子にまとめ,各学級に配付しました。
表町小学校の顔である6年生が,しっかりいじめに立ち向かおうとする姿勢を全校に見せたことで,「いじめをしない・させない・見逃さない」という気持ちを再確認することができました。