どんな困難にも負けずに、最後の成功を目指して自己のベストを尽くす町校の伝統精神

3.11

 今日は3.11です。死者・行方不明者18,000人を超えるあの東日本大震災から8年目を迎えました。今日は、午後2時46分に全校で黙祷を行いました。そして、みんなで、あらためて今の生活に感謝し、命の大切さ、世の中の安全と幸せを考えて生きることの大切さを確認しました。

 私たち人間は、自然界では本当に弱い生き物だと思い知らされることも多々あります。しかし、パスカルの名言「人間は考える葦である」のように、一人一人は弱くとも、考えることができます。判断することができます。喜怒哀楽、喜びも悲しみも共に分かち合うことができます。知恵を出し合い、支え・支えられながら困難や試練を克服していくことができます。
 
 私たち大人も、やがて社会を担う子供たちも、日常に感謝し、目の前の困難や試練を嘆くのでなく、物事を面倒くさがるのではなく、前を見据え、協働しながらたくましく、一生懸命進まなければならない。そう思います。

 今日の放課後、6年生が職員に感謝する会を開いてくれました。クイズやマジック、ダンス、コントなどで楽しませてもらいました。全員合唱「旅立ちの日に」では、感謝と決意を感じさせる力強い歌声が響きました。
 今、目の前にいる町校児童の笑顔が未来を拓いてくれるはずです。

 本格的な春が刻々と近付いています。町校の心は一つに、来週の終業式、卒業式に向かっています。
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みんな、ありがとう〜6年生

 3月5日に「6年生と笑顔をつくる会」がありました。これまで縦割り班のリーダーとして,行事を運営する立場として,全校のために頑張ってきた6年生に向けて,全校が感謝の気持ちを込めて行ってくれた会でした。

 1年生は6年生へのプレゼントを渡し,2年生は体育館の飾りつけを,3年生は児童玄関から体育館までの飾りつけを,4年生は6年生一人一人のポスターを,そして5年生は「6年生と笑顔をつくる会」の計画運営実行など,全校の皆が6年生のために準備を行ってきました。スター☆の子どもは,全校がそうした準備をしている場面を見ながら,少し照れくさそうにしていました。
 どの場面からも,皆が一生懸命「ありがとう」を伝えようと努力していることが伝わってきます。スター☆の子どもは,皆ニコニコしていました。

 子どもの振り返りからは,自分たちへの感謝のメッセージへの喜びや,これまで準備してきてくれたことへの感謝が読み取れました。
 特に印象的だったのは,「1〜5年生のおかげでぼくは楽しくみんなと遊ぶことができました。1〜5年生に感謝しないとだなと思いました。あと少しで卒業です。1〜5年生と少しでも遊べたらいいと思っています。」という記述です。
 
 4月当初に「スター☆一人一人が表町小学校のリーダーにならなければなりません。全校の姿は,あなたたち一人一人の姿を映す,鏡のようなものです。」と伝えたことを思い出します。
 正直,4月の段階で子どもに実感はなかったと思います。しかし,それぞれが役割や立場をもち,失敗と成功を繰り返しながら過ごしてきた今,「鏡」の実感があるのではないでしょうか。振り返りからは,「私たちを身も心も6年生にさせてくれて,ありがとう」というメッセージを感じます。きっとどの子も,表現は違えど,同じ気持ちになっていると思います。
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「ありがとう」を伝えるために〜5年生

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 3月も半ばとなりました。もうすぐ卒業を迎える6年生に感謝の気持ちを伝えようと、5年生が主体となって「6年生ありがとうプロジェクト」を実行してきました。子どもたちが考えた内容は、「6年生との会食」「6年生と各学年が遊ぶ会」「6年生と笑顔をつくる会」の三つです。それぞれの担当に分かれて、全員が役割をもって準備、実行してきました。

 「6年生ありがとうプロジェクト」は、鼓笛隊移杖式の練習と平行して準備を進めてきました。6年生になると、学校の様々な活動で全校を動かし、主体的にリードしなければなりません。この行事では、自分たちだけで完結するのではなく、6年生のために全校の皆との協力のもとで会が行われることが求められていました。
 フェニックス学年の子供たちにとっては、4月から表町小学校のリーダーになることを全校から認めてもらう機会でもありました。行事を通して主体性と実行力を育てるために、「準備から片付けまで自分たちで進めること」を子供たちに伝え、極力口出しをしないことにしていました。


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6年生と笑顔をつくる会〜4年生

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 5日(火)に「6年生と笑顔をつくる会」がありました。
 各学年からのメッセージタイムがあり、あおぞら学年はやっぱり「笑い」にTRY☆ダンス&パントマイム&歌を取り入れてネタを考えました。
 
 あおぞら学年の担当だった6年生一人一人のポスター作成に時間がかかったため、メッセージタイムの準備時間が少な目でしたが、全員で協力し、なんとかやり切りました。
 6年生はもとより、他の学年もたくさん笑ってくれていて安心した様子でした。振り返りには
 「もっとしっかり準備をすれば良かった」
 「練習不足が出てしまった」
など反省するコメントも書かれていましたが、アレンジを加える力も見ることができ、ここでもこれまでの学びが生きていると感じました!
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スター☆学年、ありがとう〜2年生

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 5日(火)、5年生が中心となって企画した「6年生と笑顔をつくる会」が行われました。
 2年生は、この日に向けてステージの飾りを準備したり、6年生へのメッセージ発表をどうするかを考えて練習をしたりしてきました。素敵な飾り、素敵な発表になるよう、みんなで意見を出し合いながら、自分たちで工夫していく子供たちの姿に成長を感じました。

 会当日、前半は縦割り班ごとに班のメンバーの似顔絵を書いたり、クイズをしたり、校内オリエンテーリングをしたりして楽しみました。
 後半は、各学年から6年生へのメッセージを発表しました。2年生はこれまでの感謝の気持ちを「パプリカ」のダンスに乗せて6年生に届けました。大きく体を使って歌いながら踊る様子に、6年生も体を揺らしながら一緒に楽しんでくれました。

 6年生と表町小で過ごせるのもあと1週間余りとなりました。2年間お世話になったお兄さん、お姉さんと最後までたっぷり触れ合って思い出をたくさん作ってほしいと思います。

大好き6年生〜1年生

 入学した春からいろいろな場面でお世話になった6年生へ感謝の気持ちをこめて、3月5日(火)「6年生と笑顔をつくる会」を行いました。
 これまで5年生を中心に、6年生には秘密で準備や練習をしてきました。プレゼントとして、縦割り班のメンバーからのメッセージブックを作成することになり、1年生も、6年生へ感謝の気持ちを込めてカードを書きました。
 「一緒に遊んでくれてありがとう。」
 「鼓笛隊の演奏かっこよかったよ。」
 「いろいろなことを教えてくれてありがとう。中学校でも頑張ってね。」
 子供たちから次々と感謝のメッセージが出てきます。きらめき学年の子供たちにとって、6年生の存在が本当に大きかったのだと実感した場面でした。

 そこでメッセージカードだけでは伝えきれない思いを替え歌にして歌おうということになりました。1年生は「ビリーヴ」という曲のメロディに6年生への感謝の言葉を乗せて歌いました。会の中、1年生の様子を見ていると、6年生と手をつないでゲームに参加したり、自分から話しかけたり、時には甘えたりする姿がありました。

 子供の振り返り作文では
 「今まで優しくしてくれた6年生ありがとう。卒業すると悲しいけど、6年生のことは忘れません。」
 「今まで遊んでくれた6年生が卒業するのはさみしいけど、教えてもらったことを自分でできるように頑張りたいです。」
など6年生への思いが伝わる内容が多く見られました。6年生の卒業する3月22日まで、たくさん触れ合い、思い出をつくってもらえたらと思います。
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6年生に対する思い〜4年生

 いよいよ3月に入りました。
 あおぞら学年の子どもたちも、5年生が間近に迫ってきていることを感じ取り、焦りや緊張、少しさびしさを感じているような毎日を過ごしています。
 
 校内では、「6年生ありがとうプロジェクト」と題し、6年生に感謝の気持ちを表す活動を行っています。
 学級では、スピーチテーマとして「6年生に対する思い」を話しています。どの子からも、「すごい6年生だ」「あんな風になりたいと思います」「優しくしてくれてとてもうれしかった」と6年生を慕っている言葉が出てきます。
 ある日、こんなスピーチがありました。

 ☆6年生は、いつもみんなを引っ張ってくれる存在です。自分が言っても低学年は聞いてくれないのに、6年生が言うとちゃんと動けるのがすごいと思っています。それは、普段から優しく接してくれて、私たちのことを大事に思ってくれているのが分かるからだと思います。自分も、こんな6年生になりたいです。

 町校の6年生スター☆学年は、面倒見がよく優しいです。でも「優しくしてあげてる」「面倒見てあげてる」というおごった気持ちがまったくないのです。
 だから見ていて気持ちがいいし、素直に受け入れられる関係ができているのだと感じました。

 JRC修団式の時に、校長から「『してやってる』という気持ちがある人は、感謝されることはない。自分のためだと思って行動できる人に感謝の気持ちが表れる。」という話がありました。
 自分がされてうれしいと感じることを広げる。そのことを6年生の姿から受け取っていることをあおぞら学年のスピーチから感じました。

 4年生として過ごすのもあと12日。6年生と過ごせる期間も同じです。
自分を大事に、そして人を大事にしていく気持ちをもち、感謝の気持ちを表現しながら残りの日々を過ごしていきたいと思います。

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3月になりました〜6年生

 3月になりました。
 卒業まで,授業日も残すところ12日間となりました。
 年度当初から「あと○か月で卒業です」やそれぞれの行事に取り組む度に「最後の○○です」と声を掛けてきました。子どもたちは,その都度「最後の鼓笛パレード,全力でやり切りました」や「最後の文化祭,精一杯楽しみたいです」といった思いを抱いた場面もありましたが,3月は遠い未来の話だったように感じています。

 しかし冬を経て,最近は穏やかな春の日差しを感じるようになりました。もうすぐ四季が一周することを感じると同時に,急に「卒業」の二文字が現実味を帯びてくるようになりました。残す行事は「卒業式」のみとなりました。

 先週,「毎年,6年生が家族や先生方に感謝する会を行っていますが,スター☆学年は行いますか?」と尋ねました。子どもたちは「もちろんやります」と二つ返事でした。
 会のおおよその流れを確認した後,プログラム内容の相談をしました。内容は「コント」「マジック」「クイズ」「ダンス」「合唱(全員での発表)」となりました。
 担任からは,準備に確保できる時間とリハーサルの日程,そして「全力で取り組むこと」を伝えるのみで,あとは全て子どもの判断で準備が進められました。
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学校諸経費の振替について

 3月分諸経費の口座振替日は3月7日(木)です。
 振替額については、1日配付の文書をご覧ください。
 口座残高の御確認等、御協力をよろしくお願いいたします。

頑張った成果〜3年生

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 2月26日(火)にJRC修団式がありました。
 このJRCの精神は、「気付き・考え・行動する」です。レインボー学年では、1年間、この「気付く」ために、どうすればいいのか、子どもたちと考えてきました。

 JRC修団式は、1年間の活動の振り返りをする場です。
 修団式の中に、各学年の1年間の振り返りを発表する場があります。この発表で何を言うのか、子どもたちと話し合いました。すると以下のような意見が出ました。

<成長したこと>
〇自分たちの問題を自分たちで解決しようとする人が増えた。
〇時計を見て行動できる人が増えた。
〇まわりを見て、行動できる人が増えた。
〇全校の前でも、自分の意見を言えるようになった人が増えた。
〇教室にゴミが落ちていると、自分から拾って捨てる人が増えた。
〇係の仕事で、みんなで声をかけ合うことができるようになった。

<これからまだレベルアップできること>
〇友達の悪口を言ってしまう。
〇自分勝手な行動をしてしまう人がいる。
〇人が話している時に、話を聞いていない人がいる。
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JRC修団式がありました〜6年生

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 2月26日(火)にJRC修団式がありました。
 JRC修団式は,今年度のJRCの取組を振り返り,自分の成長を確かめたり,これからもJRCの精神を大切にしていく意欲を高めたりする式です。
 
 式では、6年生全員が振り返りを発表しました。
 「元気なあいさつを心掛けました。続けたら,元気なあいさつが増えました」
 「周りをよく見て,自分のできることを考えて行動しました」
 「ハートぽかぽかカードをたくさん書くようにしました」
など,子どもたちが、よりよくなるために意識をもって続けてきたことが伝わる発表でした。

 子どもにとってJRCの所属は表町小学校で終了します。
 ですが,今後も相手や皆のためになること,郷土や社会のためになることを,率先し,継続できるようにと願っています。

「ミアモーレプロジェクトin表町小学校プロモーションビデオ」完成

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 いよいよ弥生3月です。22日(金)の卒業式まで登校日も、今日を除いて残り14日です。卒業、進級が確実に一歩一歩、近付いてきました。

 さて、「ミアモーレプロジェクトin表町小学校プロモーションビデオ」が完成し、今日の昼休みに全校児童で視聴しました。息をのんでスクリーンを見つめていた子供たちが印象的でした。

 およそ1年間をかけて撮影した表町小学校の行事の映像を子供たちの第一、第二校歌及び「ふるさとはひとつ」の歌声にのせて編集した映像です。海の学校では、ドローンを駆使した映像もあり、素晴らしい光景でした。

 視聴後は、数名の子供たちが自ら感想を述べてくれました。いろいろな視点での発表がありましたが、「また観たい」は共通していました。そして、最後に6年生代表児童が、制作していただいた「NPO法人ながおか未来創造ネットワーク」様に御礼の言葉を述べ、みんなで御礼の挨拶をしました。

 保護者の皆様にも、新年度に新設される特別支援学級「すばる学級」の説明会に先駆けて、視聴していただきました。
 
 画面に幾度も出てくる「表町小学校の心〜町校魂〜それは先輩方から脈々と受け継がれている精神」の文字・・・10分間に凝縮されたビデオでしたが、児童、保護者、教職員で、町校魂や町校への愛着と誇りを共有できた時間となりました。

 今後、3月20日を目途に、ミアモーレプロジェクトのホームページにも掲載されます。制作に携わっていただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
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学校行事
3/12 音楽朝会(式歌練習)
3/13 卒業式練習