校長室から
少し遅れての投稿となりました。今日の新潟日報の一面は、子どもをもつ親としてしっかりと読んでおかなければならないことだなと思いました。
今まで言われてきたことですが、やはり「ゲーム依存」は心身ともに大きな影響を及ぼすのだということです。テレビのニュースの中では、5日間も連続でゲームをして、心も体も病んでしまった青年が出ていました。だいたい5日間も寝ないでできるということ自体、ゲームの持っている依存度を高める毒性はすさまじいということです。 依存性が高い薬物であるタバコはここ10年、本人にも周りにも健康上の問題が叫ばれて、ずいぶんと喫煙者が減りました。かくいう私もやめて17年経ちます。禁煙を補助するものもたくさん出てきて、スムーズにやめられます。やめてからというもの食べ物がおいしくて、おかげて太ってしまいましたが、医者に言わせると、それでもタバコを吸っているより健康的によいそうです。 子どものときからゲームに依存してしまうと、そこから抜け出ることは、大人のそれの比ではないくらい難しくなることも言われています。なのに、「上手にゲームと付き合いましょう。」くらいで収まっていてよいのでしょうか?せめて、「依存度が高まるオンラインゲームは20歳から」と言えないのでしょうか。声をあげるときかもしれません。(校長) |