校長室から
素晴らしい秋晴れの一日になりそうです。大型で猛烈な台風が近づいています。長岡の大きなイベント「米フェス」が少し心配です。
先日、前の新潟明訓高校の野球部監督であられた佐藤さんのお話をお聞きする機会を得ました。今は新潟医療福祉大学教授で、野球部の監督さんです。明訓の監督時代に、一度甲子園に出場した後は、よい選手が入ってきて毎年出場が期待できたのに、なぜか何年も出ることができない時期のことをお話しされました。ある高校生の一言で、野球が楽しいと思うことからスタートしないといけないと気づかされたそうです。 「楽しい」→「もっと練習したい」→「上手になる」→「結果がでる」→「楽しい」… こういうサイクルを回したら、本当に強くなった。それを今の学校でも続けているというお話でした。全くそうだよなと思い、自分の仕事にも生かしたいと思いました。 このサイクル、実はゲームにそのまま当てはまります。「楽しい」はもともと遊びですからここが保証されています。ハマっていくわけです。「楽しい」のバリエーションが少ないと、ゲームだけにはハマっていって、抜け出られなくなる、それがゲーム依存につながる…。「楽しい」のバリエーションがたくさんある大人であれば、ハマっても抜け出られるのでしょう。子どもたちにたくさんの「楽しい」の種類を体験させることの大切さを再認識しました。(校長) |