校訓:「自主・信愛・剛健」 教育目標:「自ら学び心豊かにたくましく生きる生徒」

実りの秋、充実した学校生活です

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 新潟県新聞活用教育推進協議会、第25回新聞記事感想文コンクールに応募し、「産経新聞社賞」を3年生のKさんが受賞しました。昨日授賞式を川口中の会議室で行いました。受賞者Kさんの作文を全文掲載します。
 平成30年8月15日に、平成最後の「終戦の日」を迎えた。新聞にはいくつも、戦争や終戦の日についての記事が取り上げられていた。私はその中から、新潟日報社のある新聞記事に着目した。
 それは、元米兵の方が戦後間もない1946年に新潟県で撮影した写真約100枚を新潟日報社に提供した。という記事だ。新聞の表紙には、まだ空襲の焼け跡が残り、積み上げられた材木などが見て取れる、長岡市の中心市街地の白黒写真が載せられていた。中にある記事も見てみるとカメラの前に集まってきた坊主の子どもたちや七夕祭りの写真、ゴム跳びをして遊ぶ子どもたちの写真など8つの白黒写真が載せられていた。終戦から間もないだけに栄養状態が悪いためか頬がこけている子どももいたようだ。だが、笑顔の子どもたちの表情や祭りの山車に書かれた「明るい日本は僕等の腕で」という文など、戦後の混乱期を前向きに生きる人々の営みが写真から感じとることができた。
 私は、今年長岡花火を近くから見ることができた。そして、その花火にはある思いが込められている。それは、空襲によって亡くなってしまった方々への慰霊の思い、それから復興に尽力した先人への感謝の思い、そして平和へのいのりだ。この思いは、特に最後に打ち上げられる「正三尺玉3連発」に込められているようだ。この長岡花火には、70年もの歴史がある。長岡花火に込められた強い想いは、70年経ても変わることなく私たちの中にもしっかり受け継がれていることだろう。
 私は、あの新聞記事を見て、戦時中や戦後を前向きに生き、今の日本をつくるための大きな支えになったであろう人々に感謝して生きたいと思った。また、その人々の様子を写真に収めてくれた元米兵のジェームズ・イングリッシュさんにもとても感謝したい。そして、長岡花火を見るときには今まで以上に慰霊や復興、平和、感謝の思いを胸に見たい。

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