無事に1年間終えられそうなことに… 〜校長室から〜
宮内小学校の令和3年を何とか無事に終えられそうなことに感謝しています。この令和3年も昨年に引き続き、制限のある日々を過ごしてきました。けれど、子どもたちは変わらず元気で、そして素直な心を失わずに過ごしてきたと思います。学ぶ上で大切なことは「素直さ」だと多くの方々がおっしゃっています。人の話や自然の中のできごと、目の前に起きている事柄を素直に受け止めることから、学びはスタートします。よい学びを皆がしていたのではないでしょうか。
令和4年をこの冬休みに迎えることになります。ご家族皆さんで、新しい年をよきスタートで歩み出していただきたいと思っています。そして、冬休み明けからの令和3年度のまとめをしっかりとできるように心と体を整えて登校することを願っています。それでは、良いお年を…。(校長) 追伸:今年は令和3年でした。最初、2年と書きましたが、見ていただいた方からご指摘を受けて訂正しました。ありがとうございました。来年も宮小HPをご覧いただきたいと思います。 あのころは… 〜校長室から〜
今日の新聞を読みながら、あのころを思い出していました。
あのころとは、マスクが不足していたころです。宮小の健全育成会の皆さんが、マスクが手に入らないことを心配して、不織布マスクを全校児童に2枚ずつ配っていただきました。育成会長さんが手に入れられて、メッセージをつけて袋詰めをされていたのを思い出します。大変ありがたかったですし、みんながそれを使ったのではないかと思います。 同じ時期に布マスクが配付されるということでしたが、届いたのはすでに不織布マスクが手に入るころだったでしょうか。配付された布マスクをしていた人をあまり見たことはありませんでしたが、子どもたちの中にはしていたかもしれません。でも、大人はしていませんでした。 残っていた布マスクは、1年間くらい保管されていたでしょうか。今度は廃棄されるそうです。検品にもお金がかかったそうです。何とも残念でもったいないことです…。(校長) 科学探究塾
科学探究塾 AI利用で生活が便利になる手立てを追究する〜AI体験〜
についてポスターを「おたより」に掲載しました。 学校では体験できない設備を活用した体験活動や実生活・実社会と関連した探究活動を通して、科学技術への関心を高め、課題解決能力を育みます。 興味のある人は、積極的に、申込をしてください。 アルビBBなかなか勝たないなあ 〜校長室から〜
アオーレ長岡にバスケの試合を見に行くと、必ずと言ってよいほど宮小の子どもたちに会います。声をかけてくれてとても嬉しいです。近くでプロの試合を見ることができるのはいいですね。
でも、今シーズンはなかなか勝ちません。私はアオーレで試合があるときは、2試合のうち、1つは必ず見ています。まだ2勝しかしていませんが、そのうちの1つは見ることができて、すごくよかったです。が、まだ2勝です。勝つ雰囲気がなかなかでてきません。私自身はすごいファンということではないのですが、最近は負けても「次に頑張れ!」という気持ちが沸いてきています。選手には、最後まで気を抜かないで、集中して私たちに少しでもよいプレーを見せてほしい。勝ち負けの結果は出るけれど、それ以上に「頑張っている姿」を見せてほしい。そんな思いで、次に試合も見に行きます。(校長) いろいろなことがあった休み… 〜校長室から〜
雪が大変になる…という予報に振り回されて、様々なことが中止になったり延期になったりした週末だったと思います。の割に、土曜日は風が少し強いだけで、どちらかというと日曜日が雪だった長岡近辺。
そんな中で、様々なことが世の中で起こっていて、「一体何があったのだろうか…」と思わせられています。一方では、自分の県が魅力度が低いランキング調査のやり方がいかん!と怒っている方もいて、向ける矛先が違うのではないかと感じている人も多いのではないでしょうか。 もうすぐ冬休みです。クリスマスもあと少し。喜びや幸せはほんの小さなことに宿っています。それを見逃さないようにしていきたいものです。(校長) 四角い画面から… 〜校長室から〜
1年生のお手伝いの記事を見て…。人の役に立つこと、それも奉仕的な心をもつことはとても大事なことだと感じています。自己有用感の育成は、これからの社会に求められることです。
とりわけ、四角い画面でのやり取りが多くなっていくだろうと思われる未来は、「個」に埋没しがちです。自然と、人との交流が限られてきて、そこで得られるだろう「役に立っている感覚」を獲得することは難しくなりがちです。だからこそ、家庭で一緒に家事をすること、お手伝いをお願いすることが、それを補うことにつながります。そして、少しでも、四角い画面から離れることができます。 「ゲームやスマホをやめなさいと言うけど、じゃあ何をすればいいの?」という問いには、家族で一緒に家の仕事をすることが選択肢の一つにはいるとよいのではないでしょうか。(校長) 感染症対策をもう一度点検して 〜校長室から〜
報道のとおり、長岡市内の小学校で多くの児童がコロナウイルスに感染しました。新発田でも発生していましたが、心理的に少し距離があったのですが、同じような状況が生まれるのだと思い、危機意識が高まったというのが実感です。市長の発言でもありましたが、中傷やあやふやな情報の拡散、必要のない情報の発信は、本当に慎まなければいけません。大変なのは当事者です。
少しおさまっていた感染症でしたので、私自身、気のゆるみはどこかにあったと思います。学校全体でももう一度見直しを図って、感染をしない、広げない、持ち込まないための対策を再度図っていかなければなりません。ご家庭でも同様の対策をお願いしたいですし、風邪等の症状がある場合には、無理をしないようにお願いします。今までにないような子ども間の感染の広がりがあります。十分に注意していかなければなりません。(校長) 理性的になること 〜校長室から〜
SNSがこれほどまで広がってくると、良い点もあるのでしょうが、どちらかというと負の側面が目立っているように思います。匿名性を帯びると、何を言ってもいいという感覚になることもあるでしょうが、どうもそれだけではなさそうです。
「自分は正しい」と本当に思って、正義を実行している感覚になっているということを以前報道番組で知りました。ネットは、真偽が明らかでない情報が氾濫していることもそうですが、見る側も、自分の思いや考えと同じものを拾って、自分の正しさを強化する傾向にあるそうです。そういうことが負の側面を強くさせているのだと思います。よほどよく考えていないと、知らないうちに人を傷つけているかもしれません。用心深く自分を理性的にしておく必要がありそうです。(校長) ものづくり教室 〜校長室から〜
記事にもあります5年生のものづくり教室。様子をときどき見て回りましたが、どの教室もとても楽しそうで、そして、本物に触れることができている姿がとてもよかったです。おいでいただいた皆さんは、皆さんが1級の資格をお持ちで、いわゆるマイスターです。フラワーアレンジメント、畳職人、建築士。素晴らしかったです。
終わってから、校長室で少し歓談させていただいたのですが、とても話が弾んで、いろいろなお話を聞くことができました。中越地震のことや、マイスターの中学校の担任の先生が、私が中学校勤務の若い頃に同じ学年の副主任だったことや、長岡市の前教育長さんのお話や…。世の中どこかつながっているのだなあと心から思いました。毎日をしっかり生きないといけないなとも感じました。(校長) メディアとの付き合い方 〜校長室から〜
昨日、保健主事の研修会が行われました。小中の保健主事(養護の先生が多いのですが…)の皆さんが集まって、「メディアに関する指導と課題、連携の在り方」について、パネルディスカッションを行いました。小中学校での実践も紹介され、示唆に富む指摘もたくさんありました。保護者や児童生徒の意識を高めるために、PTAで主催してのメディアルールの作成、生徒会が話し合って決めたメディアルールなど、それに基づいたメディアコントロールの実践は大変ためになりました。
ゲームは大人でさえやめられなくなるのですから、子どもがやれば一層抜けられません。それにオンラインですから、対戦相手は無限です。無限にはまっていきます。SNSは大人でさえ誹謗中傷で裁判沙汰になるのですから、子どもが使えば問題が出てくるに決まっています。「使うな!」と言えないのだったら、一緒に使って、どういうものがよくて、どういうのがダメなのか、時間をかけて教えないといけません。やめられない恐れがあるとすれば、どうやってやめることができるかを一緒にやってみなければいけません。与えるのなら、そこに時間をたっぷりかけていかなければならないと思います。時間も手間もかけないでうまくいくはずがないと思いました。そういうことを実感した研修会でした。(校長) 「スマホ脳」を読みだして… 〜校長室から〜
今年ヒットしたと思いますが、「スマホ脳」という本を読みだしました。まだ最初のところなのですが、なかなか面白いです。人類の進化が、世の中の進み方に追いついていないことのよる様々な問題を、まずは食という部分から説いていっています。人類は長い時間をかけて、環境に適応するように進化をしてきました。その進化はとてつもなく長い時間を必要としているのです。けれど、例えば食べることについて考えると、大昔は、今エネルギーと取らないと今度いつ摂取することができるかわかりません。だからその時にちゃんと食べます。大昔はそうだったのですが、今の環境は全く違います。いついかなる時でもエネルギーをとることを可能にする環境が用意されています。しかし、人類は今とらなければならないことを変えられて(つまり進化して)いません。だから、様々な問題が出てきているのだというのです。わかる気がします。だから、スマホも…、ということなのかなと思って、これから読み進めていこうと思います。(校長)
ふたば朝会で… 〜校長室から〜
今日の朝は、放射冷却現象で大変寒かったのですが、そんな中でのふたば朝会となりました。図書委員会と保健委員会の発表でした。読書の大切さ、よさや心と体の健康について、しっかりとした発表になりました。
発表しているときに、3年生の子がわんぱく広場の方を見て、私に何かを訴えていました。ああ、体育館の屋根から白く薄い何かが降ってきているので、いったい何だろうと思ったのでした。「あれは、氷だよ」と伝えました。体育館を出る6年生も不思議そうに眺めています。屋根にびっしりついた霜が太陽の温かさで溶けて、かたまりとなって落ちてきているのだと話しました。時に昨日のように厳しい自然ですが、今日のように美しさを届けてもくれます。明けない朝はない…と同じだなと思います。(校長) なるほど…と思うこと 〜校長室から〜
睡眠儀礼で本を読んでいますが、その中でなるほどなあと思ったことを一つ。
欧米はキリスト教でもイスラム教でも、一神教なので、価値観が明確です。そういうこともあってか、例えば、仕事と遊びをしっかり区別できて、仕事時間が終わるとサッと帰って自分の時間を過ごしたり、夏のバカンスも1カ月しっかりとることができる。けれど、日本人は信じることが一つではないので、なかなか区別がつかないで、仕事が終わっていても何となくダラダラといたり、仕事仲間といることの方が安心できたり、長く休んでいると逆に気が滅入ってしまったりということがあるということなのだと言うのです。日本人の私としては、とてもわかるところがあって、働き方改革と言われていても、時間が来たらサッと帰ったりすることができなかったり、何かちょっとしたことがあれば学校に来たり…ということをします。休みのときも、まあ2泊3日で旅行したらもう十分に満足という感じです。別に働くのが大好きというわけではないのですが…。(校長) 師走です! 〜校長室から〜
令和3年もあと残すところ1か月。ついこの間同じようなことを言っていたような…。って、同じことを言っています。
子どもたちの1年間と、私のような年寄りの1年間は、感じる長さ、意味、重みなど、本当に違います。理論としても、そういうことが言えると聞いたことがあります。令和のスタートから、コロナで躓いてますが、まだそこから立ち上がったとは言えない状況です。そんな令和3年の締めくくりとなっています。 6年生は今週、いろいろあるようで、昨日は卒業記念制作の第1回目、今日はロボホン講習会。こちらは卒業に向けての活動となっているようです。他の学年も、年の締めくくり、年度の締めくくりとしていろいろなことが行われることと思います。気持ちを込めて活動に取り組んでほしいと思っています。(校長) |