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日本赤十字社のアニメ  〜校長室から〜

 日本赤十字社が、新型コロナウイルスによって起きる負のスパイラルを断ち切るためのガイドをアニメの形で公開しています。それを見て、そうだなと思いました。
 体の感染症は病気そのもの、心の感染症は恐怖や不安、社会の感染症は嫌悪・偏見・差別。アニメでは心の感染症である恐怖・不安からどのようにして社会の感染症に広がるかを描いています。
 病気そのものが感染していくだけでなく、「ウイルスが広まったのは○○のせいだ」などと人々の分断を生み、そのことで体調が悪くても言い出せず、誰が感染したかわからなくなる。それが恐怖になる。
 そして、その恐怖に飲み込まれないためには、「ときにはパソコンやスマホを消して、暗いニュースばかり見るのをやめよう」「不確かな情報をうのみにしないで立ち止まって考えよう」「恐怖が苦手なものは、笑顔と日常だ。家族や友達と電話して、笑おう。いつものように、きちんと食べて、眠ろう」とアドバイスしている。
 「恐怖は、誰の心の中にもいる。だから励まし合おう。応援し合おう。人は団結すれば、恐怖よりも強く、賢い。恐怖に振り回されずに、正しく知り、正しく恐れて、今日、私たちにできることをそれぞれの場所で」で締めくくっている。
 今、そしてこれからの私たちの生き方に示唆を与えてくれていると考える。(校長)
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