校長室から
昨日、6年生きずな学年が、長岡の三傑について市内をグループで回って調べてきました。随分と遠い存在ですが、長岡に住んでいる者にとって、知らないでいるということは残念なことです。まずは、その「知る」きっかけとなったことはとても意味深いものです。
私自身が、河井継之助を知ったのは、高校時代です。司馬遼太郎の「峠」を読んででした。ですが、それ以上は自分で興味をもって調べるなどということはありませんでした。28歳くらいの頃、長岡の南中学校の授業を見る機会があって、そのときに授業で「常在戦場」という言葉を扱っていました。何のことかよくわかりませんでしたが、長岡藩の牧野家が代々大切にしてきた言葉だということがその後わかりました。徐々に徐々にわかることが増えてきました。6年生の子どもたちも、今回のことをきっかけにして、いろいろな場面で知ることをつなげていってほしいと思います。(校長) |