校長室から
すごく面白くて、ためになる講演を聞いてきました。新潟日報にも連載されている脳の研究の第一人者で、脳の学校代表でもある加藤俊徳さんのお話でした。何回か、このお話に触れていこうと思います。今回は、脳教育の新常識の4番。
「睡眠を削って努力する習慣を教えるな!」です。徹夜で勉強することをステイタスとしていた私たち前世代の人間にとって、驚きの内容です。 アメリカの睡眠財団(こういうのがあるんですね)では、6歳から13歳までの推奨する睡眠時間は9時間〜11時間だそうです。子どもは夜9時前に寝ることを勧めています。やる気がなくなるのも、勉強ができないのも、すべて睡眠がとれていないからだそうです。これを繰り返すことは、「うつ」を誘発し、アルツハイマー病の誘因ともなるそうです。これは、研究の成果だと述べられてました。根拠があるのです。前にも書きましたが、メラトニンという物質が睡眠には関係していて、夜中に明るい光を見たりするとあっという間に、メラトニンの出具合が変わって、睡眠ができなくなるということです。 なので、夕方6時を過ぎたら、ゲームやスマホは×!夜中にトイレに起きても、電気を付けずに手探りで行くくらいでないと…と冗談のような本当の話をされていました。 これをご覧の皆さんは、お近くのお子さんをお持ちのお父さん、お母さんにこのお話を早くしてあげてください。早いに越したことはありません!(校長) |