校長室から
子育て講演会でのお話です。夏休みも直前ですので…。
4月29日の新潟日報に掲載されていた養老孟司さんのコラムです。「自然から離れ、行き着いた情報化社会を憂う。パソコンとルールばかりで、息苦しい。1日10分、15分は石ころでも虫でも自然を見て、自分を外に開いてほしい。」養老孟司さんは、脳科学者で、「唯脳論」「○○の壁」(○○はいろいろあります)などたくさんの本を書かれています。脳科学者でありながら、虫が大好きな方です。脳が作ったもの(パソコンやルールはこれです)だけに触れていると、それ以上になれない。自然は脳が作ったものではないから、人間の脳をゆとりと広がりのあるものにしてくれるのかな、と勝手に解釈しています。夏休みは、脳が作ったものだけでなく、ゆとりと広がりがもてる空間へと誘っていくことはとても大切なことだと思っています。(校長) |