折れない心を育む〜3年生
9月19日、校内持久走大会を行いました。参加したスマイル学年の子どもたちは、全員がベストを尽くして完走しました。
表町小学校の教育が目指す子ども像の一つに「どんな困難に出会っても、最後の成功を目指して全力で努力する子」があります。不撓不屈の精神です。予測困難と言われる未来を生きる子どもたちにとって、とても大切な資質です。この資質を育てるには、スマイル学年にとって持久走は最適な取組だと考えていました。 夏休みが明けてすぐ、9月の学級生活目標を決めるクラス会議を行いました。子どもたちからの意見で、毎週水曜日の昼休みに学級で持久走練習に取り組むことになりました。その名も「スマイルランニングタイム」です。実施できたのはたったの2回ですが、持久走が得意な子も苦手な子も全員で意見を交わし、学級全体でがんばろうという意識付けができたことに意義があったと思います。その後も子どもたちは、ほぼ毎日持久走練習に取り組んでいました。自分の目標に向かって、みんなでがんばりました。 持久走大会本番を終えた後、練習でいつも歩いてしまっていた子が、「最後まで歩かずに走りきれた!」と笑顔で話してくれました。結果は様々ですが、みんなが達成感のある顔をしていました。みんなが「自分に勝つ」ことができたのだと分かり、とてもうれしく思いました。一つ一つの課題を乗り越える経験を通して、さまざまな方法で課題に対処できる力と、折れない心を育てていきます。 |
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