チームスタイルを決めよう〜4年生
今、体育では「キャッチバレーボール」を行っています。
バレーボールの経験がほとんどないため、レシーブがうまくできません。レシーブミスによる失点ばかりで、おもしろくゲームが進まないのです。 そこで、レシーブではなく「キャッチ」をするルールに変更して練習を進めています。 最初は、必ず3回キャッチしてから相手コートに返球するルールにしていました。そう すると、毎回同じボールの回し方になっていました。 すると、ある子が「ねえ、絶対3回目あの子が投げるから、この辺守っていようよ。」とつぶやきました。 案の定、決まった子からのボールなので単調な攻撃になり、まったく得点が決まりません。 さて、つぶやいた子がいるチームはどうしたでしょう? 「3回目に投げる人が分からない方が得点が決まるのではないか!?」と考え、毎回の攻撃で3回目(アタック)の人を変えるように工夫する姿が見え始めました! 学習が進んできたので、2回での返球もOKにすると、さらに攻撃性に幅が見えてきました。メンバーの個性を生かしつつ、チームとしてどのようなスタイルでゲームを進めていくのか主体的に考える姿が満載の体育授業となっています。 スポーツのルールは、安全かつ公平で、スムーズにゲームが進められるように決められています。その中に、ゲームをよりおもしろくするという視点もあるのです。 あおぞら学年も、ルールを活用してゲームをおもしろくする「キャッチバレー」で元気に身体を動かしています。 |
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