6月18・19日 自然教室

校長の一言日記

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 東日本大震災発生から、昨日で7年を迎えました。犠牲者は2万2千人以上、避難者は今でも7万3千人以上います。亡くなられた方々のご冥福を改めてお祈りするとともに、まだ道半ばの復興の促進を願わずにはいられません。

 震災当時勤めていた学校の学校だよりに、震災直後の思いを書いた拙文を載せました。久しぶりに読み返してみました。少し長いですがそれを引用します。

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「パン屋さんはパンを焼いている」

 陸前高田市に苦楽を共にした友人がいます。震災後すぐに連絡を取りましたがつながらず、津波に流されたのではないかと心配していました。5日後に電話が来ました。思わず「生きてたか!」と叫び、目頭が熱くなりました。
 その友人が今、陸前高田市教育委員会で教育復興の仕事をしています。100名を超える教員が住む家を無くし家族を失った方も数多くいる中で、学校を再開してがんばっていると聞き、おおいに勇気付けられました。
 今抱えている課題は、(1)親を失った子どものケア、(2)子どもを失った親のケア、(3)家や家族を失った教員のケア、の3点とのこと。こういう話を聞くと、本当に大変なのはこれからなんだなと身震いします。
 復興のために私は何をするのか。再び自問しています。
 答えは決まっています。友人が陸前高田でがんばっているように私はここでがんばる、ということです。これしかありません。
「パン屋さんはパンを焼いている。」 東日本大震災翌朝、「映画なんか作っていていいのか」と自問するスタジオジブリの宮崎駿監督が、いつものパン屋でパンを買って見つけた答えです。
「教員は勉強を教えている。」 私もこの学校でがんばります。
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 今も同じ思いです。復興のために、越路小でがんばります。

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