職場体験に向けて
2年生の総合学習では、今後行われる職場体験や進路選択に向けて、自分なりの勤労観や職業観をもつこと、大人との交流を通して働くことの意義や目的について、多様な視点から考える機会として「親子座談会」を実施しました。当日(5日)には、6名の保護者の方にお越しいただき、普段のお仕事の内容や様子などを話してくれました。生徒からは「この仕事を選んだ理由は何ですか」や「仕事をしていて嬉しさや達成感を感じるのは、いつですか」、「失敗してしまった時、どんなことが大切ですか。」などたくさんの質問もして、いろいろな質問に丁寧に答えていただきました。
2年生の生徒に話を聞くと 「仕事のやりがいや良い点、どんな工夫をして仕事をしているのかや仕事の内容、工夫点などたくさん話が聞けてとても良かったです。この時間ではいろいろな仕事について知ることができてとても興味が湧きました。今日のことをこれから始まる職場体験で生かしていきたいです。」 などと、話をしてくれました。普段聞けない保護者の話は生徒にとってとても貴重な時間となりました。ご協力いただきました保護者の皆様ありがとうございました。生徒はぜひ、今日学んだことをこれからの職場体験などに生かしてほしいと思います。 失明そして逆転人生
2年生の総合学習では、福祉の観点から、働くことの意義や社会が抱える課題について考えたり、自身の将来や社会での役割について考えを深めたりするための授業を行いました。
特別講師に長岡市生涯学習人材バンクまちの先生で視覚障害者のマジック・サックス演奏者の藤田芳雄様をお迎えしてお話を聞きました。 藤田様からは、見えなくても少しの工夫、少しの努力で不可能なものでも可能にできることや視覚障害者の暮らし、失敗談の話から自分たちの生き方で道は開けることなどを話していただきました。最後にはマジックを見せていただき、生徒は真剣な様子で話を聞き、マジックにとても驚いていました。 生徒に話を聞くと、 「自分のイメージとしては、「視覚障害者の方は辛く感じることが多いだんろうな」と思っていました。しかし、今回の講話を聴いて視覚を失ってもその人の考えや思いが強くあることを考えさせられました。今回の講話の学びを通してこれからの学習に取り組んでいきたいです。」 などと話をしてくれました。藤田様は話の中で、「見えるか見えないかではなく、やりたいかやりたくないか。できるかできないかはどんな努力をするかにかかっている。本当に必要なものや大切なものはマジックのタネのように見えないところにある」というお話が印象に残りました。ぜひ、今日聞いたことをよく考えてこれからの学習に生かしてほしいと思います。 |