校長講話(創立記念日と昭和12年の校舎)12月22日

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 12月22日、冬休み前最終登校日の全校朝会。その2日後の12月24日は、与板小学校150回目の誕生日。
 全校朝会の校長講話では、昭和12年に馬場町の地に建てられた新しい校舎の話をしました。
 明治28年に馬場町に与板小学校は移転してきました。しかし、児童の人数が増えたことで新しい校舎と運動場の建設が待たれていました。
 長年の願いが叶い、昭和12年、大変立派な木造校舎と西運動場が建設されました。このことは、町をあげての大規模建設であり、与板小学校の歴史の中でも大変な出来事であったのです。
 その時に記念の品物を多くの方から頂戴しました。その一つが現校舎の職員玄関で今も時を刻んでいる柱時計であり、もう一つが校長室にある三輪晁勢画伯から贈られた「祖谷の深秋」なのです。寄贈を受けてから86年間、大切にしてきたものです。また、北校舎の階段の踊り場には、「昭和2年卒業生」と印字された「鏡」があります。96年間、与板小学校の児童や先生を写してきた鏡です。
 なぜ、こんな長い間大切にされてきたのでしょう。それは、与板小学校が大切な学校だからです。このように長い間、物を大事にしてきたことを伝え、これからも今の校舎とその中にあるものを大事にしていこうと話しました。


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