「お話の部屋」と「はかせの部屋」
「お話の部屋」
平成12年に、図書室を「お話の部屋」という愛称で呼ぶようにしました。日本十進分類法の「900 文学」に
分類される本を中心に置いています。 |
絵本以外の書架は、さらに日本の作家と外国の作家に分類しています。必要に応じて、季節の本や国語の教科書に紹介されている本のコーナーを作っています。 |
☆「千手っ子の100冊」と「斎藤惇夫先生のお薦めの本」☆
「千手っ子の100冊」は卒業までの6年間にこの本はぜひ読んでほしいと願って選書したリストです。読書アドバイザーの協力を得て、読書のきっかけをつくり、読書の幅を拡げるという視点で選書しています。シリーズものの第1巻を入れたり、中・高学年にも本来なら下の学年向きと思われる本をリストアップしているのはそのためです。低学年40冊、中・高学年30冊ずつの計100冊選書しました。長く愛されて来た良書を中心に揃えてあります。 |
すでに100冊を読み終えた児童には,「斎藤惇夫先生お薦めの本」が用意されています。文学作家斎藤惇夫先生には、平成16・17・19・21・28年度とご来校いただき、児童への特別授業と教職員・ボランティアに向けての講演会をしていただきました。 |
☆どんぐり文庫☆
附属長岡小学校に勤められた原豊一郎先生寄贈の本です。原先生は、当校の講演会においでいただいた斎藤惇夫先生の恩師でもあります。原先生の奥様が当校にご勤務されたご縁で、千手小学校にたくさんの本を寄贈くださいました。これを「どんぐり文庫」と言っています。どれもさすが!というすばらしい本ばかりですが、汚れたり傷んだりしていて書架に並べられない本もあるので、買い換えをしているものもあります。 |
「はかせの部屋」
「はかせの部屋」は、文学以外の調べ学習等に使う本を中心に集めた本が並ぶ部屋です。 |
平成16〜18年度に文部省の「学校図書館資源共有ネットワーク推進事業」の指定を受けました。その後、平成19・20年度に文部科学省の「学校図書館支援センター推進事業」を、平成21年度は「学校図書館の活性化推進総合事業」を、平成22年度は「学校図書館の有効な活用方法に関する調査研究事業」の指定を受けています。さらに、平成23年度児童教育に貢献した団体を表彰する教育賞「第42回博報賞」の国語・日本語教育部門に選ばれました。長岡市だけでなく、多方面から先進的な図書館活動をしている学校として注目されています。