平成31年度スタートにあたり

春らしい陽気に包まれて、本日、新1年生20名が入学し、全校児童188名(7名減)で平成31年度(令和元年)をスタートさせました。今年も、教育目標「あかるく かしこく たくましく」を目指し、「豊かなかかわり合いのある学校づくり」を全職員が一枚岩となって展開してまいります。保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、これまで以上に、学校へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。  新年度を迎えた始業式と入学式において、校章でもある「むつなみ」について改めて考えてみようと、子どもたちに投げかけました。 「むつなみ」とは、文字通り、「六つの波」のことであり、中島小学校1年生から6年生までの全ての子どもたちを表します。  また、校歌の三番には、「♪流れ集めて信濃川 金波銀波と流れ往く 末は世界の海つずき 吾等学ばんこの精神 見よ見よ 六つの波がしら」と歌われているように、六つの波がぶつかり合い、重なり合い、溶け合いながら、元気ですくすくと育ち、大人になっても、その精神を忘れることなく、大きく世界に羽ばたけと言っています。  改めて、校歌に込められた壮大な想いを感じます。  さて、子どもたちへの話の中で私は、波と波が激しくぶつかり合った後はどうなるか想像してみようと問いました。また、岩と岩だったらどうだろうかと問いました。そして、友達とぶつかり合ったとき、あなたは、波ですか岩ですか、どっちがいいですかと問いました。  中島小の自慢の一つに、学年を超えてみんな仲が良いことと、他学年に思いやりをもって接することができるということがあります。これは、豊かなかかわり合いを求めて実践してきた、むつなみ班(縦割り班)活動や長岡聾学校児童との交流活動、地域との交流活動の成果だと確信しています。  今年も、波のようにぶつかり合いながらも合意形成し合い、学校生活を楽しもうとする子どもを、職員一同、力を合わせて育ててまいります。