教育の特色

(1) 地域と共に歩む「小さな親切」運動

子どもに明るい社会性と実践力を育てたいと願って『小さな親切』運動全国組織に加盟して55年目を迎える。この運動は、人を愛し、人を信じ、人に尽くす人間愛の理念を基調としており、当校の心の教育の中核と位置づけている。
  『小さな親切』運動本部では小さな親切8か条を推奨しているが、深沢小学校では小さな親切4か条を設定し活動を展開している。
  実際の活動は、子ども、職員、父母、地域が一体となってのあいさつ運動、環境整備、こぶし園の訪問、地域高齢者との交流、小さな親切作文集(ひしの実)の作成等であり、これらの活動を通して思いやりの心を耕し、学校から地域へ、地域から学校へと小さな親切の輪を広げている。

(2) 春夏秋冬の体力づくり

6月から10月にかけての朝に、長峰マラソンタイムを設定している。林の中を通りアップダウンのある変化に富んだコースを、全校児童が颯爽と駆け抜ける。
10月には、持久走記録会が復活する。 冬季は、クロスカントリースキーを授業に取り入れている。風雪をものともせず、保護者に作っていただく特設コースを楽しんでいる。
恵まれた自然条件を生かし、たくましい精神力と頑強な体力づくりに励んでいる深沢の子どもたちである。

(3) 地域人材を生かした各種教育活動

地域・家庭の学校教育への関心は高く、大きな期待を寄せている。総合的な学習の時間をはじめとして様々な教育活動分野において、多くの学区民の協力を得ている。また、学区は長岡技術科学大学を有し国内外から人材が集まってきており、優秀な先端の学問に触れることもできる。
  このように、恵まれた人と人とのかかわりを、積極的に活用している。